弓と遠距離攻撃の調整
今期な主な変更は弓にフォーカスがされており、今までのSpell、Melee、Minionのような見直しがされた。弓は今までも使用率が高かったため、従来の変更よりは数が少ない。そのため、使用率が低い物の上方修正と使用率が多い物お下方修正が加わった。
- すべての遠距離攻撃のバランスが見直され数値調整がされた。基本的には一部を除き上方修正。
- 使われていない一部のスキルに大幅な上方修正が適応される。特に以下の変更に関わるスキルは見直しがされた。
- Unique弓のいくつかが見直しされた。UniqueとRareのバランスの偏りがひどく、お主にMultimodのRare弓と特定のUnique弓の使用頻度が高すぎたため、調整がされた。
- Mirage Archerが弓ビルドにおいて圧倒的な使用頻度を誇っており、主な使用理由としてはダメージボーナスとオートターゲットがあがっていた。それが故、Mirage Archerの認識距離の減少、および攻撃力に多少の下方修正がされた。
- 上と同様な理由でPoint Blankの使用頻度が高く、ダメージが50% More ~ 50% Lessから30% More ~ 30% Lessに変更。
- ShaperModであるCold Damage per 10 DexとHyrri’s Ireのダメージの下方修正。大きな恩恵を少ない投資で得られたため。
- 弓のBase typeに調整が加わり、今まで使われていなかったBase typeも日の目も見るように。具体的には、Assassin、Sniper、RecurveにはGlobal Critical Strike MultiplierのImplicitに変更。Spine、Ivory、Boneは高いCritical Strike ChanceとAttack Speedの代わりにDamageが少なく、Ranger BowはDamageが高く設定されている。強力なUniqueがこれらのBase typeを使っていた場合、数値調整されている。
- 弓のワンドは今までより1 Tier高いAttack Speedである “of Acclaim”が付くように(17~19%)。これによりクラフトされた武器との差がつけられるように。
- Ranged Attack Totemは修正され、Ballistaに名前が変更された。Passiveツリーにも変更が加えられ、Ballista専用ノードが追加された。
- WandのBase typeがの数値に上方修正が加わり、Barrage supportも追加された。今リーグではWandを重点的に修正する変更はないが、将来的には変更が加わる。
Minionの調整
3.8のMinion調整は概ね好評ではあったが、一部強すぎた点に見直しが行われた。
- Convoking WandにつくMinion関連Modが付く可能性が下方修正され、良いMinion用Wandを作るのを難しく。
- PassiveとNecromancerで手に入るMinion Movement Speedの数値の下方修正。
- Feeding Frenzy supportによるDamageとBuffの数値がともに下方修正。このSupportから得られるダメージが大きすぎて、”Aggressive”なMinionを使いたくなくても使わざるを得なかったため。
- Raise ZombiesはDamageとLifeが少量の投資で大きな恩恵を得られたため調整がされた。Base damageの下方修正、Slamの範囲とCD時間の下方修正、GemレベルによるLifeのMultiplierが削除された。
- Raise SpectreがLevel 21で3体目を召喚できるのが簡単すぎたたため、Level 25に変更。
モンスターの耐性、Armour、Lifeの調整
平均的なプレイヤーキャラクターのDamageが時間とともに上昇したため、モンスターの防御を徐々に上昇させ、難易度の上昇を図っている。
- すべてのモンスターの耐性を見直し、平均的に上昇している。MapのボスのElemental Resistanceが30%→40%に、Chaos Resistanceが15%→25%に上昇。Shaper等の協力なボスは40%→50%、25%→30%に上昇。
- モンスターのArmour値は近年大きく無視されており、耐性の変更とともに見直しがされた。強力なArmourを持っている敵と戦っているときに気づく程度には上昇している。
- 物理攻撃は上記の変更により大きく影響を受けることが予想されるため、新たに”Enemies have -x% to Total Physical Damage Reduction against your Hits”(頭装備の耐性低下装備と似ている)Modを各種武器のPassiveに追加。これはElemental Resistanceと違い、0%以下にはならない。
- Impaleも上記の修正により大きな影響を受けるため、Impale関連PassiveとImpale supportに”-x% to Total Physical Damage Reduction against Impale”を追加。この効果はImpaleと効果とは違い、スタックしない。
- すべてのUniqueモンスターのLifeが10%増加。更にメインストーリー中のボスのLifeを見直し、うちいくつかのボスのLife値を他の強力なボスと同等の難易度になるように調整。一部のボス(特に序盤)には新たなスキルが追加され、より難易度が高くなるよう調整された。
- MapボスのLifeは高Tierになるに連れ、Lifeの大幅上昇の修正が行われた。また、急な難易度の上昇がないよう、TierとLifeが一次直線上に上昇するように修正。ElderやAtziri等の特別なボスは大幅にLifeに上方修正が施された。
レベリングの調整
一部のスキルやサポートはレベリングで圧倒的な使用率を誇り、最終キャラクターの構想に関わらず使用されていたことから修正が行われた。
- Orb of Storms、 Lightning Spire Trap、Onslaught support、Smoke Mine、Stormblast Mineは低レベル時の効力が減少された。エンドゲームコンテンツあたりでは今と同等レベルの効力に。
Modの調整
Elder/Shaperアイテムの入手が3.9で難しくなり、多くの新しいModが追加されるため、この機会をもって今まで問題とされていたElder/Shaper、Fossil、Veiled Modの調整が行われた。今より多くのModが使えるように、使用率の高いModの下方修正が施された。
- “Cold Damage per 10 Dex”と”Elemental Damage as Extra Chaos Damage”が下方修正された。
- Shaper/Elder Modに“Increased Physical Damage and Socketed Gem are supported by X”が付かないように。
- “Can have Multiple Crafted Modifiers”(所謂Multi Mod)は”Can have up to 3 Crafted Modifiers”に変更。Multi Modは従来より投資に対するパワーが強大すぎるオプションとして存在していたため、今回修正対象となった。
その他調整
- Arc、Soulrend、Molten Strike、Shattering Steel、Lancing Steel、Venom Gyreは強化された。THIS IS A BUFF。
- Icicle MineのProjectileの射程の下方修正。従来ほど遠くへ飛ばないが、Projectile Speedによる影響を受ける。
- エンチャントによりAoE上昇値が8%/12%から16%/24%に上方修正。
- Unshattered WillによるFortifyのBuffが”Reduced Damage Taken”から”Less Damage Taken”に変更。これは100% Reduced Damage Takenを不可能にするための修正。